Noto peninsula earthquake reconstruction efforts
困っている方の心に
灯りをともすための復興支援
能登半島地震では、地域の多くの方々の生活に、あまりにも大きな影響を与えました。
いるか乃里の地域では比較的被害が少なく、幸いにも利用者様方は皆様無事でしたが、
近辺の住民の皆様には、被災され日常生活に大変困っておられる方が多く、
全国のボランティア様方とともに、復興活動を行ってまいりました。
地震直後からたくさんの地域の方が避難してこられ、宿泊所や食事、水の提供、トイレや携帯電話の充電などの支援を行いました。
断水が続いたため、施設駐車場に飲水タンクを2基設置し、毎日上水を補給していただき、近所住民の方にも使いやすいように整備しました。地域の支援情報もボードに掲示して、情報提供を行いました。
水や電気が不足し、支援物資もまだ入って来ない中、非常用電源を使い地域避難所への炊き出しを行いました。避難して来られた地域の方も一緒に手伝って下さり、大量のおにぎりを作り配りました。
地震発生直後(2024年1月1日)の高倉神社
現在(2024年8月25日)の高倉神社
震災から半年が経ちましたが、地域はいまだ、被災直後の混乱と不安の中にあり、私たちは地域の皆様とともに復興への道を歩んできました。
われわれ有限会社いるか乃里では、幸いにも施設に大きな被害はありませんでしたが、当地域住民の皆様の生活を脅かす状態は、今も変わりなく、かつての能登の日常生活に戻る事は出来ておりません。
亀裂が入り、曲がりくねり、アップダウンの激しい幹線道路。
今にも崩れ落ちそうな、立ち入りも危険な家屋。
すっかり変わってしまった懐かしい風景。
季節は冬から夏に移ろい、時間の経過を感じさせる雑草が、荒れた能登の地に芽吹き、風に揺れています。
現在の能登の様子に関する記事はありません。
能登半島地震の際には、皆様からの温かいご支援とご協力を賜り、心から感謝申し上げます。
当時ボランティアとしているか乃里とともに活動いただいた方に現状を伝えたく、
このページを立ち上げました。2024年8月現在も、未だ能登の日常は戻っておらず、
いるか乃里の運営も、以前に戻れるのはまだまだ先のようです。
が、支援いただいた皆様方のあたたかいご支援とご協力のおかげで、復興を目指し頑張っていくことができています。
また能登に来られた時には、是非ご連絡ください。